プラハの春

「プラハの春」といっても20世紀の民主化のお話ではなく、戦後1947年から始まった音楽の国際コンクールです。
2月にリトアニア、ハイフェッツ国際コンクールで1位に輝いた荒井優利奈さんが、その「プラハの春国際コンクール」で2位をいただきました。


芸大の師である玉井先生が25年前に1位を獲得してから四半世紀後に、弟子の荒井さんが栄誉をいただきました。
日本人として、誇らしいことです。
今年に入り、バルト三国〜中欧に彼女の音色が響いたかと思うと、美しい景色と重なって感動を覚えざるを得ません。

春のプラハ…以前訪れたとき、リラの花が街中に彩りを与えていました。宝石のようなプラハの街並みに芳しいほどのリラの花々。
ひとつひとつの花は可憐ですが、樹々となると圧倒されるものがあり、それなのに、あの品の良い淡い色彩のせいか、圧倒されながらも嫌味がない…

コンクール設立からちょうど70年。
激動の歴史があるプラハの地で、毎年咲くリラの花のように、この栄誉は、間違いなく足跡を残し、歴史に刻まれることでしょう。

 

本選リハーサル
ドボルザークホール