2025年8月9日.
ショスタコーヴィチ没後50年。
そして命日。
高関健マエストロ率いる名フィル。
荒井英治先生がソリスト
『ショスタコーヴィチ』バイオリン協奏曲1番、2番。他。のコンサートに出かけました。
まず、
兎にも角にも
荒井先生の演奏は素晴らしかった!
紳士的で穏やかな人格がみえるなか、
熱く、秘めたる情熱が爆発する演奏。
DSCH(ショスタコの名前を音名で表したもの)協奏曲。
何度も言いますが凄い演奏。
途切れない集中力に、
眼も耳も一瞬たりとも逃すまいと
こちらも必死でした。
G線の深い音色や、
ものすごく柔らかく天を見上げたくなる音色。
超絶技巧。エネルギッシュ。
長ーーいカデンツァ。
その鬼気迫る演奏に寄り添いサポートする高関マエストロ。
旧ソ連、スターリン統治下、
政府に(偽りの)迎合をする姿勢をとりながら、
心の中では反抗し、葛藤しながら作曲を続けていたショスタコ。
各々の曲にどのようなメッセージが隠されているのか、
識者はいろいろ研究しています。
まさに、このキナ臭い世の中を見て、
ショスタコは何を感じているのか…。
荒井先生もその思いを表現されていたのでは…。

8/9は長崎原爆投下の日。
祈念式典で流れた
『クスノキ』『千羽鶴』の合唱。
『千羽鶴』は、いろいろな色の鶴を折る様の歌詞で、
その鶴の『色』に意味が込められていて、日本人らしい繊細で優しい心が読み取れます。
8/6.広島の記念式典でも
子供達の誓いの言葉の頼しさ。
知事の、
『国破れて山河あり…ではなく、
国守りて山河なし』
わずか80年前の歴史に無関心のせいか、想像力の無さか、平和ボケのせいか、
本当に『山河なし』の危険性さえ感じます。
医師、永井隆博士の『長崎の鐘』。
母はこの歌が好きでよく歌っていました。
私も、子供の頃から何か心から溢れるものを感じ大好きな歌です。
この先も永遠に、
8/9は、2つのアンジェラスの鐘が鳴り響き、
ショスタコでなくとも、
このような素晴らしい音楽が聴ける、
ごく普通の日常が続くことを祈るばかりです。
この日、岐阜は長良川花火大会。
それぞれが、今は、平和を謳歌しています。