『バーバパパ』のがっこう

最初に、
『バーバパパ』読んだことありません。
ごめんなさい!

母校である小学校が、少数化のため隣りの小学校に併合され、
校舎があきました。
そのため、不登校の子供達のための中学校が新設されます。

京大からみえた准教授のスピーチが会場の涙を誘ったとか。

【『義務教育」
義務を負っているのは大人であって、子供達には学びたいと思ったときに学べる『学習権』がある

教室の中の、正方形のタイルのようにまっすぐ並べる子だけが学んでいいというわけではなく、
いつ、どこで、だれと、なにを学びたいのか選択できる。
大人がそれを提供しなくてはいけない。

その学校が北欧のような教育先進国ではなく、
日本の真ん中、この岐阜に作られる。

《バーバパパのような学校を作りたい。》

このチャレンジには戸惑いもあるし、結果がでるかどうかはわからないが、温かく見守っていただければ…】と。
(興味のある方は、検索して全文をお読み下さい)

父が、
『子供にはそれぞれ得意なものがある。
それを親がいろいろ提供してみて、この子は何が得意かを見つけだしてあげることが親の責任だ』と、
よく言葉にしていました。

私が幼稚園の頃は、
絵画教室、音楽教室に通い、
水泳は、長良川という岐阜市民には泳げる場所があったので、習ったことはありませんでした。

幼稚園の頃の絵画教室。
教室に置いてあるモノ、何でもいいから好きなモノを描く。
という絵画教室が好きで、
どちらかというと音楽より好きだったかもしれません。
小学生の頃の絵画教室では、教室の外の景色を描く。
いつも変わり映えしない風景、
変わらない色彩にだんだんつまらなく感じたのを覚えています。

絵画ひとつをとっても、
子供なりのこだわりがあり、
子供の感性ってちょっとしたことで火がつくかどうか。
視覚、聴覚、触覚に訴えかけるもの。
同じ人間はいないのだから、何に興味があるのか、
大人は探らないといけないですね。

高齢の母を見ていてもそう。
優等生か、まあまあ普通でないと、
デイサービス等のお世話になるところでは、頭を下げることばかりでした。

みんなが正方形のタイルではなく、
いびつで、角ばったり、丸みがあったり、厚みがあったり、ペラペラだったり、材質が違ったり、
同じ形はひとつも無い。

ご近所のこの新しい中学校が、この先子供達にどのような影響を与えるのか楽しみです。
20年、30年経って、
『あの学校の生徒で良かった』と思える大人がたくさん輩出されますように。

3月31日、
暖かな陽気に誘われ、自転車で気持ちよくお買い物に出かけると、
学校の桜が咲いていました。

大きな桜の樹。
西側と東側の桜は、
同じではなく、
咲く時期、散る時期が違っています。

カテゴリーNEWS