岐阜高島屋閉店セレモニーのニュースを観ていたら、
「La Vie en rose(バラ色の人生)ラ ヴィアン ローズ」が流れ、
それまでは、
「高島屋が無くなったら、御進物や食料品はどこで買おう」
くらいに思っていたのですが、
(我家は歩いて10分)
エディットピアフの「バラ色の人生♪」と共に
シャッターが閉まるのを見て、
あれこれ思い出してしまいました。
高島屋ができたのは中学生の頃。
バラの広場で待ち合わせ。
大学の春休みに、
京風らーめん「あかさたな」でバイト。
素敵な服をみつけると、
仕立てと生地の質にうるさい母を公衆電話で呼び出し、
お墨付きをもらってから購入。
おかずが無いと、惣菜を買いに地下へ直行。
母も好きだった高島屋。
年代ごとにいろいろ思い出し、
なんだか感傷的になってしまいました。
47年
あまりに身近にあって、
当たり前のように利用していたので、
徐々に、淋しさと不便さが湧いてくるのでしょうね。
オードリーヘプバーン主演映画
『麗しのサブリナ』。
サブリナが、
NYから傷心を癒すためもあり、
パリに留学したとき、
夜の窓からはパリの景色。
この曲が流れ、
たどたどしいけれども、
この歌をよく口ずさみ、
パリで洗練された素敵なレディーに生まれ変わったサブリナ。
岐阜の柳ヶ瀬においては、
衰退の気配も感じながら、
サブリナのように、
変貌をとげるのを切に願うのみです。
パリ五輪の折、
『昼下がりの情事』もパリが舞台。
「魅惑のワルツ♪」もロマンティックな弦楽の調べです。