プラハの春

「プラハの春」といっても20世紀の民主化のお話ではなく、戦後1947年から始まった音楽の国際コンクールです。
2月にリトアニア、ハイフェッツ国際コンクールで1位に輝いた荒井優利奈さんが、その「プラハの春国際コンクール」で2位をいただきました。


芸大の師である玉井先生が25年前に1位を獲得してから四半世紀後に、弟子の荒井さんが栄誉をいただきました。
日本人として、誇らしいことです。
今年に入り、バルト三国〜中欧に彼女の音色が響いたかと思うと、美しい景色と重なって感動を覚えざるを得ません。

春のプラハ…以前訪れたとき、リラの花が街中に彩りを与えていました。宝石のようなプラハの街並みに芳しいほどのリラの花々。
ひとつひとつの花は可憐ですが、樹々となると圧倒されるものがあり、それなのに、あの品の良い淡い色彩のせいか、圧倒されながらも嫌味がない…

コンクール設立からちょうど70年。
激動の歴史があるプラハの地で、毎年咲くリラの花のように、この栄誉は、間違いなく足跡を残し、歴史に刻まれることでしょう。

 

本選リハーサル
ドボルザークホール

公開レッスン参加

2017.3/19〜3/21
岐阜市サラマンカホールに於いて、プラハ音楽院教授、ダナ ヴラホヴァ先生の公開レッスンに、生徒2名が、受講させていただきました。
初めて、欧州の先生からレッスンを受け、たくさんの刺激を受けたことと思います。
バイオリンの技術を上げるための大切な基礎的なこと、もちろん音楽性も教えていただきましたが、何より「もっとバイオリンが上手になりたい!、もっと練習しなくては!」と、意識が変わったのが、私としてはとても嬉しいことでした。
10代のうちに良い刺激を受け、ひとつ殻を破ること、大きな経験をさせていただき、決して無くなることのない、貴重な財産を生徒達は得たと思っております。
また、地道に頑張ってくれることでしょう。
私の力の出来る限りで応援したいと思います。

ヤッシャ ハイフェッツ

2017.2.21

昔の生徒さん、荒井優利奈さん(東京芸大)が、リトアニア、ハイフェッツ国際コンクールで1位を獲得いたしました。ファイナルにはコンクールの委員長、ギドン クレーメルも審査に加わったそうです。

芯の強い、大胆な演奏でありながら、流麗で気品溢れる演奏には、時間を忘れそうになります。

「もっと聴いていたい…」と思わせてくれる演奏。

聴衆が、一番望むことではないでしょうか🎶

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2017年発表会

2017年、1月29日、岐阜市メディアコスモス、みんなのホールに於いて発表会を行いました。
幼稚園児から大学生まで、それぞれの曲を精一杯演奏してくれました。
ソロ曲はソナタ、協奏曲等、クラッシック。
全員合奏はミュージカル「エリザベート」より、バイオリンパート2声に編曲し、演奏いたしました。
ソロでは各々の個性を、合奏では、協調性を、この機会に学んでくれたことだと思います。
無事に発表会が終わりましたこと、関係して下さった皆様に感謝です。

2017-2024 岩﨑バイオリン教室