岐阜が誇る…日本が誇る「杉原千畝」氏。
リトアニア、カウナスの領事館に赴任中、外務省の命令に反して、人道的な立場から、6000枚以上のビザを発行し、多くのユダヤ人を助けた史実は、今やドラマ等でも取り上げられ、周知のことと思います。
そのリトアニアで、2017年9月下旬、荒井優利奈さんがリトアニア国立フィルハーモニー管弦楽団と、ブルッフのヴァイオリンコンチェルトをグァルネリ使用で演奏しました。
また、大使館主催の杉原ウィークには、招かれ、演奏したそうです。
杉原千畝氏の一枚一枚書いたビザが、ひとりの人間を救い、そこから枝分かれし、多くの子孫に命が繋がれている。
あの軍国主義の時代、自ら命の危険をも感じながら、何が正しいことか…自分の意志に従った杉原氏の行動は「尊敬」という簡単な言葉では言い表せません。
音楽も、作曲家の手を離れてから、多くの演奏家の手を経て、現代の私達は耳にすることができます。
演奏家がいてこそ、300年前の音楽でも、現在聴くことができます。
♪繋いでいくことの大切さ。
♪本物だけが、時を経ても残っていく。
真実だと思います。
荒井優利奈さんが、「ハイフェッツの故郷」、「杉原千畝氏が自らの意志で為すべきことを成した地」、リトアニアで栄誉を戴いたことに、これからの彼女の人生、どのような縁があるのか楽しみです。
ちなみに…
杉原氏1900年1月1日生🇯🇵
ハイフェッツ1901年2月2日生🇱🇹