音楽科.修学旅行

♪教えに行っている高校は普通科、美術科、音楽科があり、2015年、100周年を迎えました。

♪美術科の修学旅行はイタリア各地。
音楽科はプラハ、ザルツブルク、ウィーン。

2017、プラハ、生徒撮影

5月、ヴルタヴァ川

リラの花たち

🇨🇿有難いことに、プラハ音楽院ではレッスンが受講できます。

🇦🇹モーツァルトや、サウンドオブミュージックの地、ザルツブルクを経て、最後はウィーンに入り、
オペラを国立歌劇場で。

ミュージカルを他の劇場で。

ウィーン国立歌劇場、生徒撮影

ウィーン国立歌劇場、生徒撮影

ウィーン国立歌劇場、生徒撮影

毎年、その時期の演目から先生方が選び、高校生なりの精一杯のお洒落をして国立歌劇場に足を運びます。

10代で、しかも3年間同じクラスのもはや家族のような仲間と、「音楽」という共通の言語を持った者同士、旅ができるというのは、素晴らしく貴重な経験だと思います。

♪我が家は、ウィーンフィルのニューイヤーコンサートが衛星で生放送し始めた頃から、元旦は、必ずコンサートが始まる前には、テレビの前に集まります。
いつか、このニューイヤーコンサートをお洒落して聴きに行きたい!と願い続けていたら、数年前、岐阜のオーケストラの演奏旅行の一員としてお誘いを受け、聴く側ではなく、舞台に乗る側の機会をいただきました。
交響曲の終盤では、「もう、終わってしまう…」という淋しさから、涙が溢れ出て、私には黄金ホールの輝きが、更に眩しく見えました。

楽友協会、リハーサル

国立歌劇場では、[バレエ]プロコフィエフの「ロミオとジュリエット」をボックス席から観劇し、オケピの中もよく見え、コンマスは真ん中に座るのね…と新たな発見がありました。

国立歌劇場、ロミオとジュリエット

演奏会本番が終わり、私はオケ団員から離れ、ウィーンの街を、地下鉄やトラムを使い好き勝手に行動してましたが、さすがに修学旅行の高校生はわずかな自由時間以外、皆との団体行動。

ベルヴェデーレ宮殿内カフェ

でも、この年齢から、国立歌劇場やフォルクスオーパー、
ある高校生は自由時間にウィーンの楽譜屋さんに行きたい…と。
音楽を愛する者にとっては、五感全てが、本物の西洋音楽に触れ、異文化を、肌で、空気で、香りで感じる一週間です。
何より10代で、この空間を仲間と共有できる。。。

♪時空は変えられないので、私には二度と経験できないことですが、こんな素敵な経験ができる彼女達を羨ましく思うと同時に、たくさんの感覚、感動を身体に入れ、これからの音楽に生かしていってもらいたいものです。

帰国後、高校生ならではの面白い出来事を話してくれる彼女達のお土産話しで、和やかな笑いに満ち溢れます。
年齢を重ねていって、各々が違う人生を歩んでも、彼女達は再会するたび、この話題で花が咲くことでしょう🌸

…🛬11/10.午前。全員無事、中部国際空港に到着したとのメールが入り、ひとまず安堵です。。。

《2018.11月、生徒撮影》

プラハ

ウィーン国立歌劇場

シュテファン大聖堂

生徒からのお土産❤

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