フランスに住む友人から、
お散歩コースの風景写真、動画が送られてきました。
「モネの《アルジャントゥイユのひなげし》の絵画と同じ花だよ」と。
毎日疲れきっている私には、
一服の清涼剤のように、
心、癒されました。
青くて高い空、
澄んでいるだろう空気、
草の乾いた香り、
目を惹く紅オレンジの点々とした花々。
そこに住む人々の生活。
いろいろなものを想像されてくれます。
ひなげしは、
国によって、虞美人草、アマポーラともいい、
花言葉は
「いたわり、思いやり、心の平静、慰め、休息」
今の私にとてもピッタリなワード。
私の心を知ってか知らずか、
タイムリーなフランスからの便りに
癒され感謝です。
虞美人草
項羽の足手まといにならぬよう、自害した虞姫の傍らに紅いひなげしの花が咲いていたことからその名前がついたらしいです。
アメリカ映画
『Once Upon a Time in America』
1920年
ニューヨークを舞台にした、
ロバートデニーロ主演のギャング映画。
(デニーロ作品や禁酒法時代の映画はよく観ていました)
暗黒時代と移民と荒れたニューヨークの街に相反して、
イタリアらしい甘くて切ない『アマポーラ』のBGM。
なんて綺麗な曲なの…と、
この映画で初めて『アマポーラ』の曲を知り、
そこでも癒されたのを思い出しました。
ケシ科の花は、
どこか魅力的な女性を象徴として、
ふと、眼をもっていかれるものがありますね。