2020、憂い

以前、ブログで、この国の「民度」という言葉を使いました。

岐阜に住む私は、阪神大震災も東日本大震災も、実際の苦汁を味わったか…ということでは、否です。
ただただ、同じ日本国民として、一日も早い復興を祈るのみでした。

今回、突然の世界的なウィルス感染。(初動決断が早ければまた違う結果だったもしれません)

見えないものへの恐怖。
不確かな情報源への疑心と翻弄。
政治への不信。
今は暗いトンネルのなかの、どの地点なのか?
出口はどこなのか?

有事の際、心あたたまるエピソードの傍ら、必ず、わずかな心無いことから、憂えな出来事も起きます。

《この国の民度》

長い長い間、性善説を基盤に考えられてきた「決まり」や「想い」が、ここのところどうでしょう…?
「自分さえよければ…」
(亡き父が、この考え方を常に嘆いていました)

いろいろ、心無い、情けない報道を聞いても、
それでも、まだ、この国の民度を「高い」と信じていたい。
自分自身も襟を正しながら。

友人が、
マスクを求めて買い走るわけでもなく、早いうちから、余った布でマスクを作っていました。

『無いのであれば何とかしよう。』
まず、自分ができることから。
こういう考え方があっぱれだと尊敬しました。

今、大切な物資は、本当に必要とする現場へ。

世界が心ひとつで、
各々の専門分野は専門家を信じて、
この事態から早く脱し、
経済がまわるよう、
この見えないモノに立ち向かい、
早急な終息を願わずにはいられません。
今こそ地球ONE TEAMで。

…母が洋裁のプロだったため、逆に、私はその道は全くで、私が作るとチグハグな縫い目のマスクになるでしょう。
…今回の政治的対策と同じように。

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