ミモザのような小さなヴァイオリニストたち

2023.3.19(日)
岐阜国際会議場メインホールにて、
岐阜県交響楽団の企画で、
オーケストラをバックに
園児〜小学2年生までの『ちびっ子ソリスト』15人が、
ゴセックの「ガヴォット」を演奏させていただきました。

私の生徒も5人出演させていただき、
とても貴重な経験をさせていただけたこと、岐響さんに感謝です。

各々が一生懸命お家で練習しても、
みんなで合わせると、
子供達の個性はそれぞれ違うので、
なかなか合いません。

みんなの呼吸をどのように合わせたらよいのか…

どのようにしたら指揮者を見るようになるのか…

 

岐響さんから、指導のご依頼をいただき、
子供達が楽しみながら合わせられるアイデアを考え、
本番前日、30分の練習で、
なんとか息が合うようになりました。
個性は個性のままで。

リハーサル

さて本番…
紳士、淑女に変身した小さなヴァイオリニスト達は、
笑顔で舞台に上がり、
舞台袖のモニターをみつめる私達は、
曲の途中途中、
合っていく瞬間に、
「良かった! やったね! みんな頑張った!」と小さな声をあげ、
涙している方もいました。
みんな誇らしく立派でした。

…ミモザの季節…
小さな小さな、黄色に輝く花々が集まり
思わず眼を奪われてしまうミモザの樹々。

小さなヴァイオリニスト達が、
ひとりひとり練習して明るく光り、
全員でひとつの曲を披露する姿は、

ミモザに負けないくらいの黄金の輝きを、、、
とても純粋で愛らしい輝きを、、、

舞台の上で眩しく放っていました。

岐阜新聞より
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