2023を想う

苦しいことも哀しいことも辛いこともたくさんあった年です。
でも、それを糧にして、
今後の誰かのお役に立てれば、と、
今年ほど思惟した年はありません。
気がつくといつも、
「いつか叶う♪」という明日への希望の歌を口ずさんで自然に楽しくなっている自分がいました。

歌って凄いですね。

反面、嬉しいこともたくさんあり、
周りの人達の優しさ、温かさ、慈しみをいただき、
私も、お返ししていかなくてはと
覚悟した年でもあります。

生徒さん達も、
最後のレッスン時に
「今年一年ありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします」
小さな生徒さんからも、
「良いお年を」と、
立派なご挨拶をいただくと、
生徒さんの成長や、
ひとりひとりのいろいろなことを思い浮かべ、
一年の様々な瞬間が頭をよぎります。
同時に着実な成長に安堵感も覚えます。

年末恒例のコンクールも考えていましたが、
それよりも嬉しい報告を受け
(詳細はまだ話せませんが)
私自身も、共に嬉しくなってしまい、
稀有で最高のプレゼントを、
生徒さんからいただきました。

2024は
まず、東京オペラシティでのコンサートに足を運びますが、

以前、母と
オペラシティで
『日本音楽コンクール』バイオリン部門の本選を聴きに行く途中、

新宿と初台の間に建つ
母の母校『東京文化服装学院』の前で、
周りの変わりゆく風景に、
母がキョロキョロしながら、
目を丸くしていたのを思い出します。

来年は母と一緒に歩いた道を辿ってみようと思います。

道。
人生でいえば、
ここがひとつの節目で分岐点なのだと、つくづく感じる昨今。

孔子曰く『耳順う(したがう)歳』

凝り固まらず、柔軟に、
周りの声をいかに聞けるよう、
自身が努力できるか…。
まだまだ足りない自分の、
人としての成長を目指し、
私は私だけの道を、
前進していきたいと思っております。

慌ただしい一年でしたが、
私に関わって下さった全ての皆様に、
感謝申し上げたいと存じます。

…ありがとうございました…

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